そんなのあるの?痛くない血糖値測定器

YES NO

糖尿病、膵炎、肝硬変の予防をするために重要な指標となる血糖値。
各種メーカーから販売されている血糖値測定器を利用して定期的に計測されている方もいらっしゃるかと思います。

とても便利な血糖値測定器ですが、そもそも血糖値測定器は「針を使って微量の出血をさせた後、そのなかの血糖値を計測する」という機器です。

なので、針を使って微量の出血をさせることは、どうしても痛みが伴います。
残念ながら痛みを好む人はあまりいないと思います。
また、使用した針は十分に消毒しないと感染症の原因となったりします。

どうすれば痛みを伴わず衛生的な血糖値測定器を開発することが可能なのか?このことは、血糖値測定器を開発している各メーカーによって日夜研究されており、その結果、無痛でも測定可能な方法で計測する血糖値測定器も出てきました。

無痛の血糖値測定器に採用される方法の種類は、大別すると尿糖測定器とレーザー光測定器の2種類があるようです。

まず、尿糖測定法ですが、尿の糖分を測ることで血糖値がどのくらいかを推測する血糖値測定法です。
腎臓は体の中で作られた老廃物を尿にして、排泄したり、血液を浄化する大切な働きをする器官です。
この過程で生成される尿の中に糖分が含まれています。

一般に、糖分は人間の体にとって有用なものなので、肝臓で濾過されないため、尿に含まれて体外に排出されることもあまりないと言われていますが、血中に多くの糖分が含まれていた場合、余分な糖分は尿へ含まれ体外へ排出されます。
このため、尿中の糖分を計測することで血糖値をある程度把握することが可能です。

尿で計測するため完全に無痛であるという点がこの種類の血糖値測定器の大きなメリットになります。
ただ、あくまで尿中の糖分を用いた推測となるため、正しい血糖値との誤差が大きくなりやすいといったデメリットもあります。
従来だと大きな据え置きのものしかなかったようですが、現在では携帯型のものもあるようです。

次に、レーザー光測定法ですが、これは肌にレーザーを当てた後、その反射を測るだけで血糖値の測定を行う血糖値測定法です。
2008年に長崎工業技術センターが開発したかなり新しい方式で、実用化には数年かかるとのこと。
なので、この方式を採用した血糖値測定器は残念ながらまだ製品化されていません。

しかし、この先レーザー光による血糖値測定が可能になると、無痛の血糖値測定が一般になり、針を利用する従来の血糖値測定器は過去のものとなっていくでしょう。

以上を踏まえると、無痛にこだわるのであれば、実用化されているという点では尿糖測定方式を採用している血糖値測定器がよいのかなと思います。
少しでも楽に血糖値管理できるような測定器に巡りあえるように、商品比較をしてよりよいものを選んでいきたいですね。